完全復活を遂げた677日ぶりの本拠地登板

そして4月8日、本拠地復活のマウンドでは、この日最速となる155キロのストレートを放ち三者連続三振。長きに渡る努力が身を結んだ瞬間でした。

楽天イーグルス西口直人投手:
「去年のリハビリ中から球速アップというところにはすごく自分の中でも着手していて。キャンプからもしっかりまっすぐっていうところにこだわってやってきていたので、それが結果として出てくれたのはすごく自分の中でも自信につながるかなと思います。 試合の映像を見返した時に、『すごく三木監督笑ってくれてるな』という風に見ていて、安心じゃないですけど。三木監督の笑顔をこれからもっと出していけるように頑張りたいなと思います」

久しぶりの仕事を成し遂げた後も、チームメイトからはいじられたそうです。

ディレクター:
「投げ終わった後に腕をグルっとする仕草が…」

楽天イーグルス西口直人投手:
「結構いじられますけどね。「腕3回転ぐらいしとったな」みたいな。最後の球の時とか結構ビュンビュン回っていて…。 よく言われるんですけど、『投球で腕振るスピードより投げ終わった後の腕の回しの方が早いんちゃうか』って。あんまり意識はしてないんですけど、それが出てる時は力が抜けて振り切れているから、回っているのかなって」

ディレクター:
「じゃあ『いい』っていうことなんですね?」

楽天イーグルス西口直人投手:
「『いい』っていうことにしてます」