東京都が小中高生の保護者を対象とした調査で、「子どもがSNSなどで知らない人とやりとりしたことがある」という回答が、2割にのぼったことがわかりました。

都は、小中高生の子どもにスマホなどを持たせている都内の保護者2000人を対象に、1月22日から27日までインターネットで調査を行いました。

その結果、「子どもがSNSなどで知らない人とやりとりしたことがある」という回答が20.4%に上り、中でも小学生の高学年では23.6%で、去年の調査よりも9.4ポイント高くなっています。このうち42.4%が「知らない相手と音声通話、ビデオ通話をした」ということで、去年の調査よりも15.6ポイント高くなっています。

また、「子どもが、知らない人とやりとりをしたことがあるか、わからない」という回答が22.8%でした。高校生では45.2%で、学年が上がるほどその割合は増えているということです。

都の担当者は、「知らない人とのやりとりの危険性や保護者への情報提供に努めていく」としています。