「カツオブシムシ」は博物館にとっても、昆虫標本から文化財まで食べてしまう厄介者なんだそう。
肉眼では見えないほど小さな卵を衣類などに産み付け、卵は約2週間かけてふ化、ふ化した幼虫は周りのエサを食べながら約1年かけてゆっくりと成長するのだといいます。

人体への害は報告されていないということですが、どういった対策が有効なのでしょうか。

鳥取県立博物館 鶴智之 学芸員
「成虫のときは羽があって、飛んで家の中に入ってきますので網戸をして入ってこないようにすることと、入ってきたとしても、衣類等に近づけないように防虫剤を置いて、寄せ付けないとことが大事かなと思います」