菜の花が咲き誇るふるさとの風景を多くの人たちに楽しんでもらおうと、長野市中条の住民グループが鯉のぼりを飾り付けました。
菜の花が咲き誇る長野市中条のアルプス展望広場。
けさ、鯉のぼりの飾り付けの準備を進めていたのは、地元の住民有志でつくる「進和会」のメンバーおよそ10人です。
進和会 大日方孝二さん「私の生まれ育った場所なので大事にしたい地域」
大日方孝二さん。およそ35年前に会を立ち上げた1人です。
進和会 大日方孝二さん:「訪れる人も非常に多くて嬉しい。自慢の場所になっている」
「進和会」のメンバーは地元の人や観光客に中条の魅力を知ってもらおうと、毎年、鯉のぼりを上げています。
進和会 大日方孝二さん:「風をはらんで、みんなぶわっと泳ぐと…楽しみですね」
準備を進めて、およそ1時間…。
澄んだ青空に鯉のぼりが元気よく泳ぎ始めました。一面を鮮やかに染める菜の花との競演です!
北アルプスも菜の花は、去年より2週間ほど遅い今月中旬に開花し、今が見ごろ。
訪れた人たちが、この時期だけの絶景を楽しみました。
市内から:「きれいです。ちょうどいいタイミングで来られた」
市内から:「きれいないい写真が撮れたので、よかったです」
安曇野市から:「(鯉のぼりは)元気に泳いでいますね。元気すぎるくらい」
進和会 大日方孝二さん:「菜の花をみて、みんな「うおー」と言って、感激してもらうので、我々としては、やった価値がある」
菜の花と鯉のぼりの競演は、来月6日まで楽しめるということです。