国家や公共に功労のあった人に贈られる春の叙勲の受章者が29日発表され、青森県関係では元衆議院議長の大島理森さんら67人が受章しました。
今回最高位の桐花大綬章は、八戸市出身で元衆議院議長の大島理森さんが選ばれました。1983年衆議院議員に初当選した大島さんは、2015年から歴代最長の2336日にわたって衆議院議長を務めました。
※桐花大綬章を受章 元衆議院議長・大島理森さん
「政治の場に直接立つということは絶対に一人でできることではございません。まさに生かされ続けた道であった。苦難の道があったとしてもできるだけ自分に問い続けて参ったのではないかと思っております。」
また顕著な功績のあった人に贈られる旭日章は、旭日小綬章を元六戸町の町長・吉田豊さんら3人が受章しました。
このほか旭日双光章に7人、旭日単光章に5人が選ばれています。
つづいて公務に長年携わり功労のあった人に贈られる瑞宝章では、瑞宝中綬章を弘前大学名誉教授の佐藤三三(さんぞう)さんと力石國男さんの2人が受章しました。
また瑞宝小綬章に5人、瑞宝双光章18人、瑞宝単光章に26人が決まりました。