宮崎から東京まで自転車旅をしながら交通安全を呼びかけるツアーに出発する高原町出身の男性が、地元の小学校で、子供たちを対象にした交通安全教室を開きました。

ツアーを企画したのは、高原町出身で東京都在住の鈴木豊次さん 69歳です。

鈴木さんは、自身が今年70歳を迎えるのを記念して、宮崎から東京までの道のりを自転車旅で、子供たちに交通安全と命の大切さを呼びかけることにしました。

28日は、母校の高原町の後川内小学校で、自転車旅の相棒でオリジナルキャラクターの「シン信号マン」とともに横断歩道の正しい渡り方や信号機の色の意味などを説明しました。

(鈴木豊次さん)「小さいころから『はい、こっち来て、あっち行って』と守られて生活しているのが今の社会です。自分のことは自分で、ちゃんと守るんだという気持ちを深めてもらえればありがたいかなと」

鈴木さんは東京までの自転車旅の途中で、小学校や幼稚園などを訪れて交通安全教室を開催することにしています。