寄付は当初の5分の1に

活動を始めた1996年には、年間およそ200匹を譲り受けていましたが、徐々に減少。

2010年以降は40匹ほどまで寄付が減り、このままでは、まちの名物がなくなるかもしれないといいます。

目尾フォーラム 川原太さん
「去年の話で今年か来年で終わりかなっていう話はしてました。こいのぼりが少なかったけんですね、40セット(160匹)用意して残りが本当に5セット(20匹)くらいだったんですよ」

こいのぼりは、1シーズンに150匹では足りません。雨風の影響で破れたり、金具が外れたりするため、最低でも200匹程度は必要なのだそうです。

目尾フォーラム 川原太さん
「3月30日にこいのぼりをあげて以降、約1か月で30匹はこいのぼりを取り替えていると思います」

金具が外れても、自分たちの手で修理をして大事なこいのぼりのメンテナンスを行っています。

目尾フォーラム 川原太さん
「金具が外れてますね。これも金具ですね。むこう(河川敷)に行ったらさっと付けられるようにしとかんとですね」

飯塚市の広報誌などに加えSNSでもこいのぼりを募り、今年はなんとか70匹を集めることができましたが、今後、寄付が減り続ければ、活動をやめざるを得ないと川原さんは話します。