インターネット上の仮想空間=メタバースを活用した婚活イベントが、鹿屋市で初めて行われます。
鹿児島県の鹿屋市では、コロナ禍以降、婚姻数が減少していて、2023年度は384組と過去10年で最も少なくなりました。
市は2027年度までに年間の婚姻数を490組にすることを目指していて、インターネット上の仮想空間=メタバースを活用し、出会いの場を設ける県内初の婚活イベントを今年7月に開きます。きょう28日から申し込みが始まりました。
参加者はまず、自分の分身となるキャラクター=アバターを作成します。
メタバース上では、ボイスチャットやメッセージ機能を使ってコミュニケーションをとります。お互いの相性が良ければ、後日、市が鹿屋市内で対面デートの場を設けます。
(鹿屋市政策推進課 迫恵美さん)「自分のプライベート空間から参加できることで婚活に参加してもらいやすくなると思う」
参加対象は20歳から39歳までの独身で、結婚まで至った場合、鹿屋市への移住の意思がある人です。定員は男女20人で参加費は2000円です。メタバースでのイベントは7月12日に行われます。