宮島ボートレース企業団が廿日市市と大竹市の医療機関に対し、合わせて12億5000万円を寄付しました。

寄付を行ったのは廿日市市の宮島ボートレース場を所有する企業団です。

25日、廿日市のJA広島総合病院と大竹市の広島西医療センターに対し、合わせて12億5千万円を贈呈しました。

寄付金は、救命救急部門のICUや内視鏡センターなどの医療機器の更新や充実に役立てられます。

JA広島総合病院 石田和史病院長「医療機器の更新は不可欠であるが、それに対する費用を(医療機関が)出せず苦しんでいる。こういった形で助けていただくことで本当にありがたく思っている」

宮島ボートレース企業団によりますと、コロナ禍の2020年以降舟券のWEB投票の増加で、収益が向上。2021年にも同様の寄付をしています。

企業団では今後も、ボートレースの収益の一部を医療体制の支援や地域社会へ還元したいとしています。