こどもの健やかな成長を祈る「端午の節句」を前に、青森県八戸市では勇壮な武者人形を集めた展示会が開かれています。

10回目となる武者人形展は、八戸市に本社のある三八五交通が開いています。

学問の神様とされる菅原道真の姿をかたどった人形は、道真公にあやかり賢く健やかに成長するようにと願いを込めて飾られています。

八戸三社大祭の山車に実際に飾られていた鎧兜は、細やかな糸の刺しゅうが見どころです。

土日や祝日は、無料で参加できる陣羽織や鎧兜の着付け体験も行われていて、家族連れが写真を撮るなどして楽しんでいました。

訪れた人は(男の子)
「楽しかった!かぶと!(かぶとは)重くない」

訪れた人は
「歴史のある人形が並ぶ機会はないので、とてもいいなと思います」

武者人形展は、八戸市の更上閣で5月11日まで開かれていて、江戸時代後期~昭和初期に制作された武者人形など158点を見ることができます。