没後400年を記念して作られた毛利輝元の銅像が27日、広島城でお披露目されました。

広島城「二の丸」の南側で開かれた除幕式には、関係者およそ120人が出席しました。

毛利輝元は戦国武将・毛利元就の孫で、広島城を築城しました。ことしは、輝元の没後400年にあたることから市民団体が銅像の建立を目指してきました。

クラウドファンディングで資金を募り目標金額の2倍以上のおよそ2500万円が集まり、完成にいたりました。

徳山毛利家 第14代当主 毛利就慶さん
「これだけ広島県民から温かく迎え入れられ感無量。(没後)400年で銅像が立ち、輝元にとってもありがたい」

広島の礎を築いた武将のまなざしは、戦後の復興をとげたまちを静かに見守ります。