2024年元日の能登半島地震以降、休業が続いていた石川県輪島市の「道の駅千枚田ポケットパーク」が26日、1年4か月ぶりに営業を再開しました。
「(草履を見せながら)これは手作り、おばちゃんの」
「えーすごい!作り方…秘密やな」(来店した子ども)
日本海に面して1000枚以上の棚田が広がる輪島市白米町の景勝地、白米千枚田。併設する「道の駅千枚田ポケットパーク」は地震の影響で建物や駐車場に大きな被害が出ましたが復旧を終え26日、およそ1年4か月ぶりに営業を再開しました。
しかし地震前と比べ従業員が半数に減ったことなどから、まずはゴールデンウィーク中のみの営業となります。初日は再開を待ち望んでいた地元客や観光客などで開店前からにぎわいました。

「ゴールデンウィークだけオープンすると聞いて私は道の駅巡りをしているから。何か記念で買っていこうと思って千枚田のコメを買った」(富山県から訪れた人)
千枚田 出口彌祐 社長
「色々と関わってもらった人たちのおかげで再開できた。うれしいし、感謝している」
5月上旬には、全体の4分の1にあたるおよそ250枚の棚田で田植えも予定されています。