核兵器のない世界を目指し、アメリカの赤十字社が国内で若者に向けて行った学習プログラムの報告会が23日、広島市で行われました。
日本赤十字社広島県支部で開かれたのは、アメリカ赤十字社による若者向け学習プログラムの報告会です。

アメリカ赤十字社は、おととしから1年にわたって「核兵器と武力紛争」をテーマにしたプログラムを開催。主にアメリカ国内から10代と20代の若者、およそ1500人が参加しました。
被爆者の証言を聞くなど核兵器の脅威について学び、日米の若者同士によるオンラインイベントも開催されました。プログラムを通じて協力を重ね、核兵器禁止条約締約国会議への日米赤十字社の参加にもつながったということです。
アメリカ赤十字社 トーマス・L・ハーパーさん
「学び、インスピレーションを受けた一人一人が、世界を変えることができます。そのために活動を続けていきます」
日米の赤十字社は今後も、ともに核兵器のない世界を目指して活動したいとしています。