対策として「スマートタグ」も 眠いときにはどうする?

日比麻音子キャスター:
防犯対策として「スマートタグ」が注目されています。スマートタグとは、タグを取り付けると、スマホなどで位置が確認できるというもので、iPhoneなどで使用可能な「AirTag」やカード型のタグもあるといいます。
ビックカメラ有楽町店の売り場には、1990円~4980円の商品が10種類以上あったということです。
▼防犯アピールとして、かばんの外につけるのと、▼見えないようにかばんの中にいれるのでは、どちらが効果的なのでしょうか?

元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之さん:
個人的には(かばんの)中に入れた方がいいのではないかと思います。
外に付けていて、スマートタグだと分かって壊されてしまうと追跡できなくなりますが、中であれば見えませんので、中の方がいいのかなと思います。
日比麻音子キャスター:
GWなどの混雑時には、警察官が新幹線に乗車して警戒にあたっているということです。
元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之さん:
いつ・何人でなど詳細は言えませんが、列車警乗という形で行っています。

日比麻音子キャスター:
移動時間中に眠くなってしまった場合は、▼荷物を抱えて寝る、▼(荷物を)床に置いて足を乗せるなどして、荷物をしっかり把握できるようにしてください。
元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之さん:
きちんと監視している、自分で持っているというアピールをすれば、狙いにくくなると思います。
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<プロフィール>
鳴海達之さん
元神奈川県警捜査一課長
組織犯罪対策本部長や川崎警察署長を歴任