春爛漫を迎えている青森県内。
サクラの満開の便りが下北半島からも届きました。むつ市の早掛沼公園は、2024年に確認された野鳥被害の対策が功を奏し、花盛りの景色が広がっています。
むつ市 山本知也 市長
「本日ここにむつ市のサクラ、満開を宣言いたします」
4月21日に開花した早掛沼公園のサクラは、25日に2024年よりも3日遅く満開が宣言されました。
下北地方の花見スポットの1つとして、多くの人たちに親しまれている早掛沼公園は、園内に約380本のソメイヨシノがあります。
しかし2024年は、野鳥の「ウソ」にサクラの花芽を食べられ、満開の時期でも花が少ない状況となっていました。
市では、鳥よけに音が鳴る機械を増やすなど対策を行った結果、2025年はボリュームのある花が満開となり、訪れた観光客などを楽しませています。
北海道からの観光客
「楽しいですね。弘前のサクラとはちょっと違う」
むつ市 山本知也 市長
「今年は絶対咲かせるという思いが、しっかりとサクラの木にも伝わったのかなと思うほどの満開になっていますので、満開のサクラを楽しんでもらいたい」
早掛沼公園のサクラは、4月いっぱい見頃が続くということです。