2026年秋のシーズンから広島ドラゴンフライズの本拠地となる広島市中区のグリーンアリーナにスイートルームが完成し、4月24日に披露されました。

4月18日(金)。広島グリーンアリーナのスイートルームでは、ドラゴンフライズのスタッフ20人が朝9時から夕方まで家具の組み立て作業に追われていました。スイートルームの一部にはチームカラーの朱色が使われていますが、全体的にクロを基調にしたシックな色使い。各部屋に冷蔵庫も設置していきます。夕方には全ての家具の取り付けが終わりました。
24日におこなわれた完成披露会。

広島ドラゴンフライズ浦 伸嘉社長
「ラグジュアリー感を出していこうというのがBリーグの意向でありますから、その方向を目指していこうと。派手さよりも落ち着いた雰囲気を出せたんじゃないのかなと思います」

全部で8室あるスイートルームはグリーンアリーナの中央上段にドラゴンフライズがおよそ3億円の費用を負担し改修。Bプレミア規定の総観客6000人の2%、120席分を用意しました。室内にはオシャレな間接照明と大きなモニターも設置されます。各部屋とセットで試合を見るためのカップホルダー付の高級な座席も用意されています。Bプレミアが目指す特別な観戦体験を提供します。
浦 伸嘉社長
「個人と企業に対してバランスよく使っていただけるように幅広く使っていただけるような運用していきたいなと健闘しているところです」

来シーズンはプレシーズンマッチ1試合と11月の2試合でテスト的に使用し、本格運用は2026年10月からのBプレミア開幕シーズンからとなります。スイートルームはドラゴンフライズから5月1日に広島県に寄付され、他のイベントでも別途料金を払えば使用できます。