特産の「大分ハウスみかん」が出荷シーズンを迎え、大分市公設地方卸売市場で初競りが行われました。
大分ハウスみかんは、杵築市や佐伯市を中心に栽培されていて愛知、佐賀に次いで全国3位の生産量を誇ります。
25日は、大分市の公設地方卸売市場で初競りが行われ、生産者や市場関係者などおよそ30人が参加しました。去年の夏に気温の高い日が続いたことから生育が心配されましたが、今年は糖度の高いみかんができたということです。
競りでは1キロ平均2520円。高いものは5キロ・18万円のご祝儀相場で取り引きされました。

(県柑橘研究会 木村房雄会長)「産地の生産者の努力でとっても甘くてジューシー。おいしいよというものに出来上がっております」
大分ハウスみかんは、9月上旬にかけて県内を中心に関東や福岡などに前年並みのおよそ530トンが出荷されます。