23日午後、北海道士別市の国道で、走行中のワンボックスタイプの乗用車からタイヤが脱落する事故がありました。脱落したタイヤに巻き込まれた人や車はなく、けが人はいません。
23日午後1時過ぎ、士別市多寄町の国道40号線で、タイヤが外れて停車していたワンボックスタイプの乗用車をパトロール中の警察官が発見しました。
【画像を見る:なぜタイヤ脱落は左側が多い】
外れたのは左の前タイヤで、巻き込まれた人や車はなく、けが人はいません。
警察によりますと、運転していた男性は「何の音かわからないが、カラカラと音がしていて、左の前輪が外れて止まった」と説明しているということです。
この乗用車は、男性が勤務する会社が1か月ほど前から借りていたレンタカーで、タイヤはスタッドレスタイヤのままでした。

警察は、ボルトやナットの状態などから外れた状況を調べています。
また警察は、運転前のタイヤの状態を確認するとともに、走行中にふらつきや異音があった場合はすぐに安全な場所に停車し、車の状態を確認するよう呼び掛けています。
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