これまで様々な流行を取り入れて交通安全を呼びかけてきた熊本県警。羽生結弦(はにゅう ゆづる)さんが2018年にフィギュアスケートで金メダルを獲得した時には、「お先どうぞ ゆづる心に 金メダル」と文言でメッセージを発信しました。

流行を取り入れた交通情報板のメッセージは2013年から続いています。

〈過去のメッセージの一部〉
・(2014年)飲酒運転 ダメよ~ダメダメ。
・(2018年)安全運転 大事だよね そだね~
・(2022年)師走でも 律する心で 安全運転!
/交差点 アオ信号でも 左右確認!
※サッカーワールドカップで日本がスペインに勝利し決勝トーナメント進出したことを受け、ゴールを決めた堂安律選手と田中碧選手の名前を入れて作成

そして今回、早くもドジャースの大谷翔平選手が父親になったことを受けた啓発メッセージを発信しています。

熊本市の国道3号沿いに設置している交通情報板。今回、県警が発信したメッセージが…。

「大谷は産休 道路は譲りあって39」
「父親リストの方は 愛のシート準備」

このフレーズを考えた県警の担当者は、大谷選手が子どもの誕生に合わせて「父親リスト」に入り、産休を取ったことを、大谷ファンの妻から聞いたのがきっかけでした。

メッセージを見た人「つながっていてすごい。おめでたいと思う。大谷選手はすごい人なので」

県警の担当者は「メッセージを少しでも心に留めていただければ」と話しています。

このメッセージは4月末まで、熊本県内52か所の国道や幹線道路に設けている交通情報板で見られるということです。