春を告げる伝統行事「湯之元馬頭観音馬踊り」が今月、鹿児島県日置市東市来町の湯之元温泉街で行われました。

この馬踊りは明治25年、農耕に使っていた牛や馬の供養や無病息災を祈願して始められました。戦争で一時途絶えていましたが、昭和23年に復活。

現在は地元の有志団体「湯之元クラブ」が、毎年4月の第2日曜日に開催しています。

この日は、華やかに着飾った馬がシャンシャンと鈴の音を響かせながら、お囃子に合わせて軽快に飛び跳ね、踊り連と共に、湯之元の街を練り歩きました。

(見物客)「お祭りは最高です。こんな素敵なお祭りはありません。馬さんもかわいかったです」