一気に春景色に変わっていく青森県内、22日に青森でサクラの満開が発表されました。また、八戸市では船から望む満開の桜並木が人気を集めるなど、各地で見ごろを迎えています。

青森地方気象台は22日、青森でサクラが満開となったと発表しました。

平年より4日早く、2024年より4日遅い満開です。

こうしたなか、青森市の桜川地区では南北に走る「桜のトンネル」が見頃を迎えています。

訪れた人は
「気持ちが華やぐ。今年は雪が多かったので、その分うれしい。自分の中では市内で一番きれいかな」

訪れた人は
「桜並木をみんなで走るの初めてなので、すごく気持ちよかった。最高ですね」

訪れた人は
「すごくいい天気でよかった。ちょうどいい感じで咲いていて」

このサクラは約60年前に地域の人が植樹したのがはじまりで、沿道にある約140本のソメイヨシノを楽しめます。

一方、八戸市では満開を迎えている新井田川沿いの桜並木を、屋形船に乗って水上から楽しむことができます。

22日午前の時間帯には、6人の客が湊町にある桟橋から乗船。
湊橋をくぐると、新井田公園付近を通り、市民病院で折り返す約7.4kmのコースを、食事を楽しみながら1時間かけてゆっくりと進みます。

川沿いには約500本のサクラが植えられていて、乗船した客はガイドの案内を受けながら、満開のサクラやウミネコとの触れ合いを楽しんでいました。

乗船した女の子
「すごくきれいだった!ピンクとか赤ピンクにみえた」

乗船した客
「よかった。天気もちょうどよかった。満開だし、風もそんなになかったから。八戸のサクラを川下りでみるのがはじめてだから、すごくよかったです」

新井田川での「お花見屋形船」は、5月6日までの運航を予定しています。