青森県・陸奥湾の養殖ホタテの入札。今シーズンは2回連続で過去最高値を更新しました。2024年からホタテが大量に死んだ影響などで、1kgあたり385円となっています。

今シーズン2回目の入札では、県内の4つの漁協と支所が22日から水揚げする予定のホタテ約460トンが取り引きされ、加工業者が落札しました。

その結果、3月に行われた1回目の入札に続き、2回連続で過去最高値を更新し、1kg当たり385円となりました。

前回からの上げ幅も、これまでで最も大きく73円となっています。

記録的な高値は、2024年夏に海水の温度が高くなるなどしてホタテが大量に死んで品薄となり、加工会社の引き合いが強まったためと見られています。

青森県漁連 熊木正徳 専務理事
「異常な値段がついている。生産者も加工業者も倒産などにならないように、やっていかなければならないが、(ホタテの)数量がないので、特別な年になる」

養殖ホタテの次の入札は、5月9日に行われる予定です。