日本有数のサクラの名所「弘前公園」は、21日も大勢の観光客でにぎわいを見せています。ソメイヨシノは、22日に外濠が「満開」となる予想で、咲き誇るサクラが訪れた人たちを魅了しています。

「弘前さくらまつり」の会場は平日にもかかわらず、21日も多くの人でにぎわいを見せています。先週17日(木)に開花が発表された外堀では、この土日に一気に開花が進み、すでに「5~7分咲き」となっていて、22日にも満開となる予想です。

さらに、園内は「3~5分咲き」、桜のトンネルは「2分咲き」と、国内有数のサクラの名所は日一日と春色に染まっています。

観光客は
「きのうも来たんだけれども、こんなにきれいじゃなかった」
「今日はよかったよね。またきれいな(サクラを)見られて」

「弘前城と岩木山と見える角度が最後。工事があるから最後というのを見て来たいなと思って、連れてきてもらいました。初めてのサクラなので、いろいろ見せてあげられたらいいなと思っています」

このほか「みどりの相談所」の裏にある樹齢100年を超えるソメイヨシノでは、1つの花芽に7つの花を咲かせる「弘前七輪咲き桜」が確認されました。

「弘前さくらまつり」は、22日で開幕から7日目を迎えるなか、主役のソメイヨシノが見頃を迎えています。