海に囲まれた日本。海上保安庁は船の安全航行を守るため、全国7か所に「海の管制官」を置いています。
そのうち福岡県と山口県の間に位置する”関門海峡”にあるのが「関門マーチス」。
海上交通の難所として知られ、海上物流の大動脈として1日1000隻ほどの船が行き交います。
未然に衝突を防ぐ「海の管制官」に密着しました。
24時間365日無線の交信

北九州市門司区にある「関門海峡海上交通センター」。
24時間365日無線の交信が飛び交います。

「this is kanmon martis」

「潮流ただいま西の6ノット」

「徘徊船情報が一隻あります、よろしいですか」

海上保安庁が全国7か所に設置するセンターの1つで「MARine Traffic Information Service」の頭文字をとって「関門マーチス」と呼ばれています。