2024年2月に開通した九州中央自動車道の新たな区間について、国土交通省は「多くの車が利用することで周辺の交通量減少に繋がっている」という整備効果を発表しました。

2024年2月に開通したのは九州中央自動車道の山都中島西(やまとなかしまにし)ICから山都通潤橋(やまとつうじゅんきょう)ICの10.4キロです。

国土交通省によりますと、この区間では12時間あたり約5400台が利用し、すでに開通していた区間でも利用が約2割増加しています。この影響で並行して走る国道445号の交通量は約7割減少したということです。

また、観光地の活性化にも繋がっています。

山都町にある道の駅「通潤橋」への観光客は、開通前に比べて約2割増加し、移動時間が短縮されたことで8割近くの人が30分以上滞在するようになったと分析しています。

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