きのう(2月11日)九州中央自動車道の山都町(やまとちょう)の中心部につながる区間が開通。連休最終日、実際に通って取材すると現地には変化が出ていました。
きのう開通したのは九州中央自動車道、山都中島西インターチェンジから山都通潤橋インターチェンジまでの10.4キロです。

記者「これから、新しく開通した自動車道に、乗ってみようと思います。緩やかなカーブや直線の道路が多いので運転しやすいですね」

熊本市役所から山都町役場までの所要時間は「平常時で66分」とされていますが、きょうは渋滞していました。
山都通潤橋インターを降りた先では…。
「ようこそ山都町に 地元の味がそろいますよ~」
1月移転オープンした『道の駅 通潤橋』が賑わい、駐車場の空きを待つ長い列ができていました。

「(開通した区間に)乗ってみようかと思って。ここまですごく近くなったので便利だなと」
道の駅通潤橋 梅本和宏駅長「9時開店なんですけれども、お客様がたくさんいましたので若干早めに開けた」
きのう(2月11日)は、1月のオープンから最も多い約1500人が訪れたとみられています。

そしてインター近くの店では、午後2時の時点でパンが完売していました。
Cipollino 竹本有紀さん「普段はお昼に向けてお客さんが増えてくるんですけど、きょうは朝イチからいっぱいお客様が来ていただいて」
とても忙しかったようで…。

竹本さん「きょうは朝からずっとバタバタしてて、3時か4時かと思ったらまだお昼でした(笑)」
また、地元の住民は…。

「時間短縮になれば、仕事の面も色々な用事もだいぶん違うと思う」
新たに開通した区間の利用状況は上々のようです。