アメリカのトランプ大統領は貿易の妨げになる「非関税障壁」について、「為替操作」など8つの項目を挙げました。日本がボウリング球を車のボンネットに落とす検査をしていると主張したとみられる内容も含まれています。
アメリカのトランプ大統領は20日、「非関税的不正行為」として、8つの項目をSNSに投稿しました。トランプ氏が挙げたのは以下の項目です。
1、為替操作
2、関税や輸出補助金と同じ役割を果たす付加価値税
3、原価割れダンピング
4、輸出補助金とその他の政府補助金
5、保護主義的な農業基準(例:EUでの遺伝子組み換えトウモロコシの禁止)
6、保護主義的な工業製品の基準(日本のボウリング球テスト)
7、模倣品、海賊版、知的財産の剽窃(年間1兆ドル以上)
8、関税を回避するための積み替え
「保護主義的な工業製品の基準」の例として「日本のボウリング球テスト」と記載していますが、トランプ大統領はかつて、「日本では車のボンネットにボウリングの球を落とし、へこんだら不合格にする検査がある」と根拠が不明確な主張をしたことがあり、日本の自動車の厳しい安全基準に不満を示した内容とみられます。
アメリカと各国は順次、関税交渉を始めていますが、アメリカ側はトランプ氏が今回の投稿で挙げた項目について「非関税障壁」として各国に見直しを求めてきそうです。
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