ネット上の誹謗中傷が激しさを増す中、住所などの個人情報が晒され、実生活にまで被害が及ぶケースが相次いでいます。立花孝志氏に住所を晒された男性が今月、亡くなりました。自殺でした。いったい彼に何があったのでしょうか。
住所を晒された男性が自死 その最大の理由は「立花孝志です」
立花孝志氏から、住所を晒された被害者がいる。
「みんなでつくる党」のボランティアスタッフだった岩井清隆さんは2025年2月27日、プライバシー権の侵害などとして、立花氏を裁判で訴えた。

岩井清隆さん
「一番被害を受けたのは妻です。私はもう覚悟を決めて、矢面に立って、顔も晒して名前も公開していますから。妻には説明をしたのですけれども、やはり非常に恐怖を感じるのです。おそらく立花さんは、そういうことまで想定しているとしか考えられない」
だが、岩井さんは4月9日、遺書を残して自ら命を絶った。

石森雄一郎弁護士
「岩井さんが追い詰められたんだなと思う反面、やっぱりこういう手段をとって欲しくなかった。一緒に戦っていきたかったという気持ちが強い」
遺書には…
岩井清隆さんの遺書より
「私が死を選んだ、選ばざるを得なかった最大の理由は立花孝志です」
亡くなった岩井清隆さんは、なぜ立花氏に自宅の住所を晒されてしまったのか。