南九州市にある知覧特攻平和会館が、特攻に関わった人たちの新たな証言映像を公開しました。
(2008年撮影・特攻隊員 板津忠正さん)「やっぱり自分も死ななきゃ日本は救われないなというような気持ちを思っていさぎよく僕は突っ込んでいったと思うんですよね」
映像は戦後80年を記念して公開されました。生還した特攻隊員や隊員の世話をした女学生などを取材したもので、およそ200人の中から9人の証言を38分にまとめました。
このうち6人は今回、初めて公開されました。
(ナレーション)「女学生に郵便物を託すこともありました」
(2012年撮影・なでしこ隊 三宅トミさん)「自分たちはここからだせないから出してくれと言って私たちが持って帰って個人で出しました」
(南九州市 塗木弘幸市長)「その次の10年後は多分(証言者は生きて)おられないと思っている。これからの人たちに伝えていかなければいけない」
映像は19日から始まった企画展で見ることができます。