今月15日まで実施された「春の全国交通安全運動」期間中 愛媛県内での交通事故の発生件数が、去年を上回ったことが県警のまとめでわかりました。

愛媛県警によりますと、今月6日から15日まで実施された春の全国交通安全運動の期間中、愛媛県内で発生した交通事故は59件と去年より10件増加しています。

期間中の死亡事故は、去年と同じく1件発生し、今月11日に、四国中央市内の市道で軽乗用車が建物の外壁に衝突し、運転していた72歳の女性1人が亡くなっています。

また車同士の事故が38件と去年より8件増えています。

そのほか人と車の事故も12件とこちらも去年より5件増えています。

県警によりますと、ながら運転やわき見運転などの事故が多いということで、「しっかりと前方を確認し道路の状況に応じた運転に努めてほしい」と呼びかけています。