若い世代でもだまされてしまう…

インターネットやSNSを駆使する若い世代は、詐欺に対する警戒心が高いとされています。しかし、今回のように「警察官」を名乗り、さらに「共犯者」としての疑いをかけることで、相手に信頼感を与えつつ、心理的に追い詰める手口が使われました。

電話やビデオ通話でのやり取りが主であったため、相手の身元を確認する手段が限られていたことも、被害に遭う一因となったとみられます。

警察は「警察官が現金を預かることは絶対にない」と強調し、電話での指示に従わないよう注意を呼びかけています。

また、少しでも不審に思った場合は、家族や最寄りの警察に相談することを推奨しています。