80年前のきょう4月18日、屋久島町の一湊集落では空襲で17人が亡くなったとされています。18日は体験者らが参加した追悼法要がありました。
18日法要があったのは屋久島町の願船寺です。
屋久島町では終戦の年の1945年、30回以上の空襲を受けましたが、そのうち4月18日の空襲では一湊集落の17人が亡くなったとされています。
追悼の法要は去年に続き2回目です。
18日は当時の航空写真や空襲の記録などのパネルも展示されました。安藤ツタエさん(93)は空襲を経験した一人です。
(空襲を経験 安藤ツタエさん・93)「空が真っ赤に焼けたから(空襲と)分かった。テレビもないし、ラジオもない時だから」「戦争はもう二度としたくない。孫や子どもたちにさせたくない」
(参加した住民・35)「歴史が埋もれて行くのは嫌だ。伝えていくことが大事なんじゃないか」
空襲の経験者や戦争を知らない世代それぞれが平和への思いを新たにしていました。