保護者が突発的な事情などで子どもを預ける、民間のキッズシッター。利用する人へ料金を補助する青森県の事業が6月から始まります。これを前に事業者向けの説明会が開かれました。
県は、今年度から民間のキッズシッターを利用する人を対象にした料金を補助する事業を始めるのにあたり、18日は事業者向けの会議を開きました。
県こどもみらい課 和田哲也 課長
「あおもりキッズシッター利用支援事業は、利用時の経済的支援を行うことで、誰もが使いやすい保育サービスとし、子どもや保護者にとって良い子育て環境を作りたいと考えております」
新たな事業では、シッターの料金は1時間あたり2500円を想定していて、県が2100円までを上限に補助をして利用者の自己負担は400円に抑える計画です。
シッターを利用できるのは、子ども1人当たりの上限が年間120時間です。
出席した事業者は、県の担当者に質問をしながら1回あたりの利用時間には上限はないことなどを教わっていました。
出席した事業者
「みんなで協力して一緒に子育てを地域・社会でしていこうという政策が新しく行われていくとのことで、とてもうれしいなと思っています」
「子育てを1人でできないと思われるのが嫌だなと思っている方が、こういう制度があることで、誰かを頼っていいと思えるのはすごくいいなと感じました」
民間のキッズシッターの補助事業は、6月1日から運用が始まる予定です。