熊本県立大学は、グローバル教育の一環として台湾の開南(かいなん)大学と学生を交流させる協定を結んだことを発表しました。
熊本県立大学 堤裕昭 学長「熊本県立大学と台湾の開南大学は、学生の交換留学プログラムを推進するため、3月31日に学生交流協定を締結しました」
開南大学とは、これまで日本語教育の実習先として交流していましたが、TSMCの進出などで交換留学を希望する学生が双方で増えたことなどから、今回協定を結んだということです。
開南大学での授業はすべて英語で行われ、中国語やマーケティングなどを学ぶということです。
今年9月からの派遣に向け、希望者を募集しています。

また、これまでは地域に根ざした教育に力を入れていましたが、近年のインバウンドの増加で英語力の需要が高まっているため、すべての学部の1、2年生を対象に、英語学習用の新たなシステムを導入し、さらなる英語力の強化を図るということです。