1年に1度しかその姿を見ることができないことから「幻の滝」とも呼ばれて多くのアマチュアカメラマンや観光客が訪れる、長野県木島平村の樽滝が、2025年は見ることができないことが分かりました。

樽滝は、木島平村の樽川渓谷を通る国道403号線の脇の斜面を流れ落ちる高さ50メートルほどの滝で、毎年5月8日の1日限定で出現することから「幻の滝」とも呼ばれています。


雪解けが終わり、新緑がまぶしい岩肌の斜面を、白く糸を引くように流れ落ちる滝を見ようと、毎年全国から大勢の観光客やアマチュアカメラマンが訪れ、写真に収める姿が見られています。

また、最近は樽滝をバックに写真を撮ると幸せになるとの口コミをもとに訪れるカップルもいるということです。

その樽滝が、2025年は見られなくなったと18日、地元の木島平村が発表しました。

理由は、この滝が1年に1度現れる理由そのものによるものでした。