アストラムラインを開業以来およそ30年支えた「6000系」の車両が引退することになり、来月中旬に「ラストラン」が予定されています。

1994年に開業したアストラムライン。「6000系」の車両は当時から運行を支え、ピーク時には23編成が走りました。

5年前から電気効率や快適性に優れた新型の「7000系」に随時更新されていて、ことし2月に車両の更新が完了。現在は「ありがとう6000系」というラッピングが施された車両が1編成、平日の朝のラッシュ時を中心に運行されています。

広島高速交通によりますと、この車両も来月で引退することになり、来月中旬に「ラストラン」が行われるということです。

ラストランを盛り上げる企画も実施される予定で、広島高速交通は「開業以来、事業を支えてくれた車両に感謝したい。利用者の皆様も思い出に浸ってもらえれば」と話しています。