2025年は、新作の大型ねぶた1台が大阪・関西万博で6月に行われるパレードに出陣します。これにあわせて、例年より3週間早く「青森ねぶた」の制作が本格的に始まります。

荷台に骨組みをのせたトラックが到着したのは、青森市のラッセランドです。

ねぶた師・福士裕朗さんが骨組みを小屋に運び込みました。例年より3週間早い小屋入りです。

その理由は、4月13日に開幕した「大阪・関西万博」にあります。

福士さんが制作した「大型ねぶた」は、6月14日と15日に行われるパレードに出陣することになっています。

20年ぶりに日本で開催される国際博覧会へ、福士さんは気合十分です。

ねぶた師 福士裕朗さん
「世界の火祭りとも言われるような『青森ねぶた祭』。その名前を汚さないよう、制作をしなければいけないという重圧・責任感がある。武者ぶるい。今年もいいねぶたを作りたい」

大舞台まであと2か月。
福士さんの制作は、これから急ピッチで進みます。