岩手県は17日、県内でサポウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。
症状があったのは22人で、重症者や入院者はいないということです。
集団発生があったのは県央保健所管内の教育・保育施設(園児111人、職員36人)で、7日から15日にかけて、園児20人と職員2人に嘔吐や下痢の症状があったということです。
検査の結果、症状のある4人からサポウイルスが検出されました。症状のある人の中に重症者や入院者はなく、いずれも回復傾向にあります。
保健所は施設の食事を原因とする食中毒ではないとしていて、施設に対し手洗い及び消毒方法などの二次感染対策を指導しています。
2025年度の県内において、サポウイルスによる胃腸炎の集団発生の確認はこれが1件目です。