広島大学法学部と広島弁護士会が、法律に携わる学生を育成しようと、協定を締結しました。

協定には、現役で活躍する弁護士から実務を学び、法律を扱う仕事を学生に身近に感じてもらう狙いがあります。また、大学や大学院を卒業した後も広島県で活動する学生を増やしていく狙いもあります。

広島大学法学部の吉中信人学部長は、協定について「弁護士会と大学のつながりを強固なものにして、永続的な関係を築いていきたい」と話しています。

広島弁護士会 藤川和俊会長
「日本の将来を託すことができる優良な人材を多数輩出したいと思っています。今回の協定はそれを実現する、そして強化する重要な意義がある」

広島弁護士会によりますと、大学と協定を締結するのは初めてだということです。