鹿児島県は、漁船と定置網でのクロマグロ(30キロ未満)の漁獲停止命令を、18日に出す見込みだと発表しました。

県によりますと、30キロ未満のクロマグロの資源が回復しつつあり、水揚げ量も通常より増えています。

今年、県内で決められているクロマグロ(30キロ未満)の漁獲可能量は、漁船漁業では、4月から9月までの上半期で2トンですが、今月8日までの間におよそ2.7トン水揚げされていて、すでに上半期の漁獲可能量を超えました。

また、定置網漁での漁獲可能量は、6トンですが、今月8日までに5.8トン水揚げされていて、期間中に漁獲可能量を超える可能性が大きくなっています。そのため県は18日に、県内の漁業者に対し、漁船と定置網でのクロマグロ(30キロ未満)の漁獲停止を告示します。

これにより今月19日から9月30日まで水揚げが禁止されます。