花を育て、思いやりの心を育んでもらおうと小学生にヒマワリの種が贈られました。
県は、子どもたちが花を育てることで命の尊さを感じ、相手を思いやる心を育む、「人権の花」運動を行っています。
17日は鹿児島市の武岡小学校で運動の開会式が行われ、およそ2000個のヒマワリの種が贈られました。そして児童を代表して6年生の村木弾さんが誓いの言葉を述べました。
(6年生 村木弾さん)「もっとみんなが仲良く、助け合える学校になるように頑張りたい」
ヒマワリを育てるプランターには、子どもたちが考えた標語が貼られました。このうちのひとつ6年生の九万田想さんは、「思いやり 相手の傷つく一言は 重い槍」という標語をつくりました。
Q.この言葉が選ばれたときどうでしたか
(選ばれた6年生 九万田想さん)「うれしかった。一つ一つの言葉の重さをイメージして書いた。元気な子どもみたいにすくすく育ったらいいなと思う」
(武岡小学校 野本正樹校長)「毎日水をやったり、声をかけたり、優しい気持ちで育ててほしい」
県内では今年度、小学校58校が「人権の花」運動に参加する予定です。