小さいころから身近だった桜島フェリー

村山勝典さん(79)です。終戦直後に生まれ1歳のころ父の故郷・桜島へ移り住みました。それ以来、ずっと桜島で暮らしています。

(桜島に78年在住 村山勝典さん)「当時は木造船がほとんどで、正月の映画を観るのが唯一の楽しみ」

小さいころから身近だった桜島フェリー。高校時代は通学のため毎日乗りました。

(桜島に78年在住 村山勝典さん)「島全体の子どもたちが学生だから、ほとんどが友達。(フェリーの中では)世間話。勉強のことは全然話してなかった」

このころになるとそれまでの木造船ではなく、鉄鋼製のフェリーが登場します。さらに観光客も多く利用するようになります。

(桜島に78年在住 村山勝典さん)「この場所が昔のターミナルだった。前は全部土産品店だった。今は空き家みたいになっているけど、溶岩で作った置物を主に販売していた」