課題は「男性の孤立」
今、冨田さんが力を入れているのが、地域住民を集めて体操やゲームをする「地域サロン」です。
80代女性「楽しみです 週1回サロンに行くのが」

ただ、この地域でサロンに参加するのは大半が女性で、高齢「男性」の孤立が課題となっています。
70代男性「1か月間、誰とも話さない時もあります。何か月も話さないと、果たして声が出るのかなと思うときもある」
こういった人たちにとって、冨田さんは貴重な話し相手です。

70代男性「知り合いの人が来るとやっぱり気分は楽になる」
冨田幸子さん「民生委員としてとか、訪問調査をしなければならないとか、という気負いよりも、近所のなんとかさんのところに行こうかなというような感じ。“近所の冨田さん”でいたい」