■夏の特産品といえば…
続いては、あの特産品を使ったご飯のとも。
やってきたのは山鹿市鹿央町にある農産物加工所。

リポーター
「良い香りがしますけど、この樽から香ってくるんですかね?」

立山 ミヨコさん・瀬戸口 照子さん
「味噌漬けですね、味噌の香りですね」

リポーター
「お漬け物ですね」
ここは、立山さんら農家で運営している漬け物工房。山鹿で採れた野菜を使った漬け物が、手作りされています。

その中でも主力商品が…
立山さん
「スイカですね」
リポーター
「スイカ?スイカが主力?」
立山さん達の本業はスイカ農家。育てたスイカで作ったのがこちらの漬け物。スイカを大きくする為の間引き作業で摘み取った、小さなスイカを丸ごと利用しています。

立山さん
「もったいないから漬物に使う」
リポーター
「ずいぶん小さくなるんですね」

手間を惜しまず塩漬け・下漬け・本漬けの三つの工程を踏み、およそ半年かけて仕込んでいます。

スイカを丸ごと!ご飯と一緒にいただきます。
リポーター
「おいしいです!シャクシャクと柔らかさを共存させているような感じで、皮とか種とかそういった歯に当たる感じはまったくないですし、ご飯とものすごく相性がいい」

ここで漬物を作り続けて20年以上。そのレシピは、母親たちの世代から受け継いだものだそうです。
瀬戸口さん
「みなさんにおいしいと言って食べてもらえるように一生懸命作っています。体が動かないといけないからですね。できるまではやっていきたい」
リポーター
「スイカとお母さん達の気持ちがギューッと詰まってますんで、是非たくさん食べてもらいたいですね」