ロシア軍として戦闘に加わった中国人兵士。きっかけは動画投稿アプリ、中国版の「TikTok」でした。
記者
「ウクライナの首都キーウで中国人捕虜による会見が行われます」
ウクライナ兵に連れられ姿を現したのは中国人兵士。会場には銃を持った兵士もいて、緊張感に包まれています。
中国人兵士2人は今月、ウクライナ東部でロシア軍として戦闘に参加し捕虜に。会見でロシア軍に加わったいきさつを明かしました。
中国人兵士
「ごく普通のサラリーマンでした。家庭は円満で、妻と子ども、両親がいます。新型コロナの影響で失業し、仕事を探したらこんな結果に」
この兵士がロシア軍に参加したきっかけは、動画投稿アプリの中国版の「TikTok」でした。
中国版「TikTok」
「1年目の給料は少なくとも520万ルーブルで、人民元に換算すると39万元超(約760万円)」
SNS上にはロシア軍への入隊を呼びかける動画が複数投稿されていて、この兵士も広告をみて応募したといいます。
中国人兵士
「ロシアは毎月20~25万ルーブル(約43万円)をくれると強調しました。中国での収入は10~13万ルーブル(約22万円)、かなり高いと思いました」
ただ、この兵士は前線に行くことは想定していなかったと話します。
中国人兵士
「私は当初(負傷兵の)介護の仕事に就きたいと思っていました。中国では介護の仕事をしていたので。軍に入ってからはどうすることもできませんでした」
2人は、戦闘参加について中国政府の関与を否定。そのうえで、こう反省の言葉を口にしました。
中国人兵士
「後悔しても、しきれません。私の中で戦争はこれまでドラマや映画にしか存在しませんでした。実際に経験してみると、1秒1秒が長く感じる。できる限り早く家庭に戻りたい」
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