地域作りに貢献する人材育成を目指します。
宮崎県内3つの大学をオンラインで同時につないだ合同授業が初めて行われました。

(玉岡克希記者)
「こちらは宮崎大学の講義室です。御覧の通り、南九州大学と宮崎学園短期大学でもオンラインで同じ授業を受けることができます」

宮崎大学では、県内の大学と連携して人材育成に取り組む文部科学省の「SPARC(すぱーく)事業」に取り組んでいて、今年度は県内2つの大学の学生も参加できる合同授業を初めて開講しました。

授業のテーマはキャリア教育で、初回の15日はそれぞれの大学をオンラインでつなぎおよそ340人が受講。
学生たちは自分の経験を振り返りながら、10年後の未来像について話し合いました。

(学生)
「他大学と連携して、いろんな多角的な視点を得るということは、意義あることだと思っています」
「初めての体験で、凄いなと思いました。大学ってこんなことできるんだと」

(宮崎大学 学び・学生支援機構共創人材育成部門 中山 隆 特別講師)
「途中途中でコメントを求めたり、意見を聞きあうことで、是非多様な考え方とか多様な視点を身に着けてもらえるような授業にしたいと思っています」

今後、授業では、県内企業による講義などが予定されているということです。