宮崎県延岡市北浦町で世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」を飼育している男性がいます。
その男性が飼育している「ヘラクレスオオカブト」が、来月、大阪・関西万博で展示されることになりました。

(ヘラクレスオオカブトのブリーダー 河野博史さん)
「こちらが179ミリの個体になります」

延岡市北浦町に住むヘラクレスオオカブトのブリーダー、河野博史さん。
河野さんは19年前からヘラクレスオオカブトの飼育を始め、現在ではおよそ2000匹を育てています。

(ヘラクレスオオカブトのブリーダー 河野博史さん)
「(ヘラクレスオオカブトの)かっこよさに惹かれて、なんだこのデカさは!この色つやは!この迫力はみたいな、自分の中で最高のヘラクレスを作りたいという気持ちでやってきた」

そんな河野さんが育てたヘラクレスオオカブトが、来月21日と22日の2日間、大阪・関西万博で展示されることになりました。

大切に育ててきたヘラクレスオオカブトを万博で展示することについて河野さんは…

(ヘラクレスオオカブトのブリーダー 河野博史さん)
「万博でこういった昆虫を展示できるというチャンスってそうないと思う。おそらく万博全体の中でも、このヘラクレスオオカブトを展示できるというのは私だけかなと思っている。すごい自慢できることでもあり、光栄なことであり、できる限りアピールできたらなと思ってます」

河野さんのヘラクレスオオカブトが展示されるのは、日本の「昆虫の聖地」と言われる福島県田村市のブース。

これまでブリーダーとして田村市との交流を深めてきたことで、今回の万博への出展につながったそうです。