熊本で行われた陸上の日本選手権。ルーテル学院高校(熊本市)出身の矢田みくに(25)が地元での優勝を狙いました。
雨の中行われた女子10000m。9月に東京で行われる世界陸上の代表選考レースに、矢田が出場しました。
残り2000mでペースメーカーも外れ、東京オリンピック日本代表の廣中璃梨佳(ひろなか りりか)と一騎打ちに。しかし、残り600mを切って廣中にじわりじわりと差をつけられました。
2位の矢田は、自己ベストを14秒以上更新しました。
1位:廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)|31分13秒78
2位:矢田みくに(エディオン)|31分20秒09
3位:兼友良夏(三井住友海上)|32分18秒25
(全員、世界陸上出場権獲得ならず)

矢田みくに選手「最後は勝つという気持ちで走りました。(世界陸上に向けて)31分10秒切りを意識しなければならない」