大学生らが半導体を使って製作したハイテク機器を競う国際コンテストの予選が13日、仙台で開かれました。

予選には、全国の大学などから16のチームが参加し、半導体を使って製作したハイテク機器のアイデアや実用性を紹介しました。

会場では人の動きを検知するセンサーを使ったアプリなどが訪れた人の関心を集めていました。

参加した大学生
「大会に出るのが3回目世界大会に行けていないので、1位を取って世界に行こうと思う」

東北大学の4年生4人が製作した「歯ブラシPro(プロ)」は、歯ブラシに取り付けたセンサーが歯を磨く動きを検知し、事前に学習させたAIが200点満点で評価します。

歯ブラシPro開発チームの東北大学の生徒
「自分の歯磨きが本当に合っているかあまり分からないが、点数化することで定量的に測ることができることが強み」

8分間のプレゼンテーションで勝ち抜いたチームは、11月に香港で開かれる本選に出場することになっています。