霧島市で、街歩きをしながら、歴史や地形の成り立ちなどを学び防災について考えるイベントが開かれました。

このイベントは霧島市が企画したもので、市内外からおよそ10人が参加しました。霧島ジオパークの認定ガイドが案内役を務め参加者はおよそ2時間かけて、市中心部の国分平野を歩きました。

国分平野の中心部には、江戸時代に治水工事が行われるまで、大きな川が流れていて、たびたび氾濫を起こしていたということで、今でも水が溜まりやすい地形とし、大雨時には水害に気を付けるよう呼びかけました。

(参加者)
「実際歩いてみると分かることがいっぱいあると思って。土地の高低差とか気になる」

「街の中に川が多かったことも参考になった。川の近くに自宅があるので注意している」

市の担当者は街歩きを通して普段から防災を意識してほしいとしています。